今日はお姉ちゃんの代理で鑑定書を届けに宝石店エーデルに来ています。

シオン「これが依頼されてた鑑定書です
エルマン「はい、確認しますので少々お待ちください
シフォン「ねぇねぇシオン。高そうな宝石がいっぱいあるわよ。ほら！あの指輪なんて小さいのに８０万もするみたい
シオン「もう少しだから静かにしててね
シフォン「ちょっとくらいなら大丈夫よ
エルマン「お待たせしました。ではこちらの受取書をお持ちください
シオン「ありがとうございます

シオン「さて、用事も済んだしもう帰るよ
シフォン「えー、もう帰っちゃうの？
シオン「この受取書をお姉ちゃんに届けないといけないからね
シフォン「・・・わかったわ。今度またゆっくり見に来ることにするわ
ウェル「やあやあ、久しぶり
シオン「？
シフォン「シオンの知り合い？
シオン「多分会ったことないと思う・・・
ウェル「あれ、初対面だったっけ？まあいい、君らなら信用できそうだ
シフォン「私たちに何か用？
ウェル「ああ、少し話を聞いてくれるかい？



シオン「お宝の調査かぁ
シフォン「私たちってお宝でいつも痛い目に合ってるのよね・・・
ウェル「そう言わずに、な？頼むよ
シオン「調査を手伝うくらいならいいんじゃない？
シフォン「そうね・・・まあいいわ。手伝いましょ

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シオン「ここが入り口？ただの穴にしか見えないけど・・・
シフォン「ウェルさーん。いますかー？
ウェル「ああ、こっちだー。入ってきてくれー



シオン「へー。入り口はあんなだったけど、中は意外としっかりした作りになっているんだね
ウェル「だろう？これはきっと何か見つかると思わないかい？
シフォン「確かに今までよりはお宝がありそうな雰囲気だけど・・・
ウェル「それで、君たちにはこの奥の地下道を調査してもらいたいんだ。ぼくは虚弱体質で同行できないから、調査はぜんぶ任せるよ
シオン「え？ウィルさんは行かないんですか？
ウェル「そのかわり、見つけた埋蔵金は君たちの物にしていいから。ただ古文書は研究したいからぼくにくれないか
シフォン「それってタダ働きさせようって魂胆が見え見えなんですけど・・・
ウェル「はっはっは、そんなことはないよ
シオン「・・・
シフォン「・・・
ウェル「とにかく君たちに任せたから。くれぐれも気をつけて



シフォン「結局私たちだけで調査することになっちゃったわね
シオン「なんだかうまく騙されちゃった気がするなぁ
シフォン「引き受けるって言っちゃったからしょうがないわ。早く調査してとっとと帰りましょ



シオン「これはワープ床？
シフォン「ずいぶん古いけど、ちゃんと動くのかしら？
シオン「乗ってみればわかるよ。それっ



シフォン「ちゃんと動いているみたいね
シオン「こんなものがあるってことは、奥に何かあるのかな？
シフォン「何の理由もなしにワープ床があるとは考えにくいわね
シオン「もっと奥の方まで調査してみよう



シフォン「しっ！何かいるわ
シオン「あれは悪魔？
シフォン「前に下水で見たのより小柄だけど、間違いなく悪魔ね
シオン「あんなのがいるってことは何かあるのは間違いなさそうだね
シフォン「とりあえず話を聞いてみましょ



シオン「本当にお宝があるんだ
シフォン「そうとわかったらがぜんやる気がでてきたわ。かかってきなさい

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シオン「鍵に時間制限があるの？
シフォン「ゆっくりしていられないようね。急ぎましょ



シオン「あれ？
シフォン「どうしたの？
シオン「奥の方に人影が・・・
男「誰だ！



シフォン「あなたこそ誰よ？
男「名乗る必要などない。それよりここは立ち入り禁止だ、早く立ち去れ！
シオン「そう言われてもねぇ
シフォン「私たちは急いでるの。道を開けてくれない？
男「そうか、お前たちもアレを狙っているのか。ならばここから先へは通さんッ！




シオン「この人は一体・・・
シフォン「何かの見張りかしら？とにかく先を急ぎましょ

シオン「また誰かいるよ
シフォン「こうなれば強行突破よ！
男「何者だ！
シオン「曲者です
シフォン「さっさと道を開けなさい！





シオン「これじゃ僕たち悪役みたい
シフォン「向こうも悪役っぽいし、別にいいんじゃない？





シオン「これで全部かな？
シフォン「私たちにケンカを売ろうなんて１０レベル早いわ
シオン「それくらいだとすぐ追い抜かれちゃうんじゃ・・・



シフォン「あれはゴーレムかしら？
シオン「何か知ってるかも



シフォン「この鍵かしら？はい、どうぞ



シオン「鍵食べちゃったよ・・・
シフォン「でも勝負に勝てばお宝が貰えるのね。さあ勝負よ

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クラー「お前なかなかやるクラー。これをやるクラー
シオン「これがお宝？
シフォン「ただの古い紙切れじゃない。他にないの？
クラー「これだけクラー。もう帰るクラー
シオン「だってさ
シフォン「紙には何て書いてあるの？
シオン「うーん、ところどころは読めるんだけど、古代文字らしいのが多くて・・
シフォン「貸して、えーと・・・

ドウモ～～～ッ！！お～ｏ(⌒0⌒)ｏは～♪ハジメマシテ～～～ッ☆☆（*⌒ヮ⌒*）
私は１２７歳の黄勇者してるのぉ～～～っ♪（#⌒〇⌒#）キャハ
うーんとー、私カレー友がすっごくすっごく欲しくってー、＼(⌒∇⌒)／
探してたら(◎_◎)なんとっ！☆彡(ノ^^)ノ☆彡ヘ(^^ヘ)☆彡(ノ^^)ノ☆彡
素敵なレシピ♪を発見！！！！(^o^)//""" パチパチパチ
あやしい隠し味とか…{{ (>_<;) }} ブルブルすごい数の香辛料がありますけど、
これ全部１人の方が料理しているんですか？（＠＠；）すごすぎ …
てなわけで、ついつい文書にしちゃったのらー(o^v^o) エヘヘφ(｀∇´)φカキコカキコ♪
カレー友に、なってくれるよねっ。(*^-^*)　お・ね・が・い♪(*￣・￣)ちゅ♪ッ
え？くれないのぉ～？(;￢_￢)そんなのいやいや～～、ｶﾞ━━━(ﾟﾛﾟ)━━━ﾝ
なってくれなかったら、( ｀_)乂(_´ ) 味勝負！ ＼(^o^)／
☆○（゜ο゜)ｏ コンソメぱ～んち、☆（゜o(○=（゜ο゜)ｏ バターコ～ン!!( ﾟ▽ﾟ)=◯)`νﾟ)･;'アンパーンチ
（＞＿＜） いてっ！ダメ!! ゛o(≧◇≦*)oo(*≧◇≦)o″ダメ!!
(☆o☆)きゃ～～(@_@;)やられた～～(o_ _)o ドテッ　ガ━━（ﾟДﾟ;）━━ン！
(+_+) 気絶中。。。｡･ﾟﾟ･o(ｉДｉ)o･ﾟﾟ･｡うぇぇん <(゜ロ゜;)>ノォオオオオオ!!　??ﾟ□ﾟ；ハウッ！
なあんて（#⌒▽⌒#）こんな私っ！σ(^_^)だけど、（／／／▽／／／）
お友達になってm(_ _)mくださいませませ♪('-'*)フフ　ﾄﾞｶﾞ━━━Σ(ll◎д◎ll)━━━━━ﾝ
ということで。(^-^)vじゃあね～～～♪(⌒0⌒)／~~ ほんじゃo(゜▽゜ヽ)(/゜▽゜)o レッツゴー♪
それでは、今から他のレシピも色々見てきまーすＣ= Ｃ= Ｃ= Ｃ=┌（^ .^）┘
（*＾-＾*）ﾉ~~ﾏﾀﾈｰ☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★

シオン「どう？
シフォン「よくわからないけど、見てるとめまいがしてくるのはなぜかしら・・・
シオン「とりあえず持って帰ろう

ウェル「おかえり。埋蔵金は見つかったかい？
シフォン「ぜーんぜん。怪しい奴とかいたけど、見つかったのは古文書１枚だけよ
ウェル「そうかァ、ここでもなかったのか・・・。じゃあ、その古文書を見せてよ
シオン「これです



シフォン「え？そんなにすごいものなの？
ウェル「ああ、報告に行くから君たちもついてきてくれ



シオン「王宮の中にこんなところがあったんだ
シフォン「研究室か何かかしら？
ウェル「報告が終わったから君たちもこっちへ来てくれ
シオン「はーい



シフォン「これからも頑張ってね（もう手伝わないけど
ゲイツ「そろそろ話をしてもいいかね？
シオン「あ、ごめんなさい





シフォン「よろこんで引き受けさせてもらうわ
シオン「ぜひやらせてください



シフォン「すごいことになっちゃったわね
シオン「これで僕たちも一流の冒険者になるのかな？
シフォン「そうかもねー。あ、お姉ちゃんにはしばらく秘密だからね
シオン「どうして？
シフォン「その方がかっこいいからよ
シオン「そんなものかなぁ

注：このクエストのかなりの部分にフィクションが含まれていますが、大体の内容は間違っていないはずです

シオン「今日はホワイトデーということで
シフォン「うんうん
シオン「真っ白な砂糖を用意してみました



シフォン「へぇ～。シオン殴っていい？
シオン「じょ、冗談だよ。はい、こっちが本命のチーズケーキ



シフォン「うわぁ、すごい。結構高いんじゃないの？
シオン「まあねー（３０００Ｇもしたしね・・・）
シフォン「来年もっと高いチョコにしたら何がもらえるのかしら♪
シオン「それはちょっと勘弁してよ・・・

シフォーネ「シフォーン、シオーン
シフォン「なーにー？お姉ちゃーん？
シオン「呼んだー？
シフォーネ「牛乳が切れそうだから買ってきてほしいの
シフォン「牛乳ね。どこへ買いに行けばいいの？
シフォーネ「ファンブルグの西地区に小さな牧場があるでしょ？
シオン「そういえばそんな場所があったねー
シフォーネ「そこへ行って牛乳を２リットル買ってきて
シフォン「２リットルも？そんなに買ってどうするの？
シフォーネ「今夜のクリームシチューに使うのよ
シオン「また今夜もあのお肉なのかな・・・

シフォン「牧場か～。そういえば知ってる？牧場で牛乳を出す牛は全部お母さんなのよ
シオン「そりゃお父さんは牛乳出さないでしょ
シフォン「そうじゃなくて子供を産んだ牛って意味よ
シオン「へ～
シフォン「人間も子供を産まなければお乳が出ないでしょ？牛も牛乳を出すのは子供を産んだ牛だけなのよ
シオン「そうなんだ～
シフォン「そして牛乳が出なくなったら、また子供を産ませて牛乳が出るようにするの
シオン「牛乳って大変なんだねー
シフォン「ちなみに絞りたての牛乳は・・・
シオン「あ、牧場が見えてきたよ
シフォン「もう！これからがいいところなのに
シオン「シフォンは話が長いからまた今度にして
シフォン「しょうがないわね。あら？牧場の入り口に誰かいるわよ
シオン「牧場の人かな？でも何だか様子がおかしいよ



シフォン「こんにちは、おじさん
シオン「こんにちはー
牧場の父「ああ、こんにちは。何か用かな？
シフォン「牛乳を買いに来たんですけど？
牧場の父「すまないが少し待ってくれないか？



シオン「どうかしたんですか？
牧場の父「息子たちがつまらないことで言い争いを始めてしまって、仕事にならないんだよ
シフォン「悪いタイミングに来ちゃったみたいね
牧場の父「何か、いい考えはないものか？・・・・・・！





シオン「仕事で決着をつけるなんていいアイデアだね
牧場の父「そこで、冒険者の方には赤と青に分かれて仕事を手伝っていただきたい
シフォン「え？私たちも手伝うの？
牧場の父「もちろん息子達の為なら、皆さんも力を貸してくれるだろう？
シオン「どうするシフォン？
シフォン「牛乳のためにもここは手伝って早く終わらせましょ
シオン「そうだね
シフォン「わかったわ、引き受けましょう
シオン「僕もやるよ
牧場の父「流石！冒険者の皆さんは心が広い！
シフォン「仕事を手伝うんだから何もなしってことはないわよね？
牧場の父「もちろん、勝ったチームには豪華商品を進呈するから安心しな
シオン「負けたチームには何もないの？
牧場の父「そうだな、負けても参加賞くらいは出そうじゃないか
シフォン「話がわかるわね～
牧場の父「よし、では話もまとまった所でチーム分けを始めようか？
シオン「赤い方がお兄さんで、青い方が弟さんだね
シフォン「シオンはどっちを応援する？
シオン「お兄さんの方を応援しようかな
シフォン「じゃあ私もお兄さんを応援するわ
シオン「２人とも同じでいいの？
牧場の父「他の冒険者にも声をかけて募集するから大丈夫だ
シフォン「だそうよ
シオン「それなら２人でお兄さんを応援しよう





シフォン「これを頭につければいいのね
シオン「ちょっと恥ずかしいかも・・・
シフォン「それで、これから何をすればいいの？





シオン「ふむふむ



シフォン「要はたくさん捕まえればいいのね？
牧場の兄「そういうことだ。ちなみにパーティを組んでいた場合は、リーダーのポイントになるぞ
シオン「なるほど
牧場の兄「他に質問はないか？
シフォン「頭のコレはなんとかならないの？
牧場の兄「何か問題があるか？よく似合ってるぞ！
シフォン「全然うれしくないわ・・・



シオン「じゃあ準備ができるまで少し待ってようか

しばらくして・・・

シフォン「何だか向こうの方が騒がしいわね
シオン「あっ、もう始まってるよ！
シフォン「準備ができたら呼んでくれるんじゃなかったの？
シオン「今更言ってもしょうがないよ。僕たちも急がないと！

シフォン「こら待てー
シオン「待て待て～
牧場の父「おおっと！圧倒的に青が優勢だ！
シフォン「私たちが出遅れなかったら・・・
シオン「今からでも頑張って取り戻そうよ

１０分後

牧場の父「よーし、終了だ！ポイントの集計を行うので、私の所まで来るように



シフォン「はぁ、さすがに疲れたわ・・・
シオン「いっぱい捕まえたけど、どうなったのかな
牧場の父「集計結果を発表する！
シフォン「わくわく
シオン「どきどき
牧場の父「赤 20ポイント！青 19ポイント！
牧場の父「結果は！赤で、兄の勝ち！！
シフォン「私たち勝ったの！？
シオン「やったぁ！
牧場の父「尚、最高得点者は！ 79ポイントで、シフォンさんです！
シフォン「えー！ほんとに！？
シオン「すごーい！
牧場の父「君が今回の最高得点を獲得した「ポイントゲッター」だ！
牧場の父「そんな君には、この賞品だ！
シフォン「ありがとうございます！
シオン「よかったねシフォン
牧場の父「よく頑張ってくれた！これで、息子たちも納得しただろう



シフォン「うれしいな～。最近いいことなかったし、これもこの前の訓練のおかげかしら♪
シオン「そうかもねー。ところで商品は何？
シフォン「待ってね、今開けるから



シフォン「・・・
シオン「・・・
シフォン「・・・シオンいる？
シオン「いらない・・・

シフォン「ただいまー
シオン「ただいまー
シフォーネ「おかえりなさい。どうしたの２人とも泥だらけで？
シフォン「ちょっといろいろあってね・・・。これ牛乳ね
シフォーネ「ありがとう。ところでその頭は何？
シフォン「あっ、外すの忘れてた！シオン何で言ってくれなかったのよ！
シオン「いつになったら気付くかな～と思って（笑
シフォン「もう！これじゃご近所の笑い者だわ（泣
シフォーネ「はいはい、２人ともお風呂入ってきなさい
シオン「はーい
シフォン「はーい

注：このクエストの一部にフィクションが含まれていますが、勝敗の結果は実際のものです。